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RC造の住宅に憧れを抱く方は非常に多いでしょう。しかし所有している土地が狭小地の場合、RC造が建てられるか不安になることも。このページではRC造の狭小地住宅の事例や狭小住宅の注意点について紹介するので、マイホーム建設の参考にしてください。
大阪の密集地に建つ住宅で、敷地は約12.5坪と決して広いとは言えないでしょう。元長屋なので、施工可能なラインまで後退せざるを得ず狭小地住宅となっています。そのため全体を3層のスキップフロアで構成することに。1階には駐車場・トイレ・玄関・洋室、2階にはダイニング・キッチン・リビング、3階には寝室・水廻りを設置。余分なスペースを徹底的に削減することで、狭小地とは思えない間取りになっているでしょう。
都心にある16.7坪にある狭小地住宅の施工事例です。地下室にはピアニストの施主のための音楽室を設け、1階には居室スペース、2階には寝室、3階にLDKという間取りになっています。少しでも狭さを感じさせないために、3階部分は天井高をアップさせる工夫も。OSBや天井吸音材、打ちっぱなしコンクリートによって、施主の求める音響空間に仕上がっているでしょう。
どうしても最小限のスペースしか確保しにくいため、パズルのようにうまく間取りを配置しなければなりません。そのためには狭小地に住宅を建設した経験の豊富な設計士に任せる必要があるでしょう。もし経験の少ない設計士や工務店などに相談をしてしまえば、住みにくい住宅に仕上がってしまうことも。しっかりとスペースや土地の形状を上手く活用できるプランを練ってもらいましょう。
狭小住宅の場合、コンパクトな住宅となってしまうのでリビングや寝室との距離が近すぎるという問題点も抱えています。家族で生活の時間にずれがあれば、リビングの生活音で十分な睡眠がとれないというケースもあるでしょう。物理的に空間を引き離すことはできないため、間取りなどを工夫し防音性を高める必要があります。音に関しては図面では分かりにくく、建てた後で後悔することもあるので注意しましょう。
せっかくマイホームを建てるなら、それぞれのプライベートな空間を確保したいと思うかもしれません。しかし狭小住宅の場合、個々のプライベート空間を確保してしまえば、リビングやキッチンなどが狭くなりすぎることも。そのためリビング内に間仕切りできる空間を設置する、小上がりのスペースを設ける、ウッドデッキを活用するなどの工夫をしながら、個々が自由にプライバシー確保できる空間を設計することが大切です。
マイホームを建てた方が後悔していることの一つは、収納面と言われています。とくに狭小住宅の場合、本当に必要な設備にスペースを割くため、収納スペースの確保が難しいという問題が発生しやすいでしょう。もし収納スペースを十分に確保してしまえば、各部屋が狭くなるなんてことも。
しかし収納スペースが不足してしまえば、リビングなどに物が溢れてしまい、見た目も悪くなるので注意が必要です。狭小住宅であれば、デッドスペースを有効に活用する方法を考えましょう。階段下・屋根裏・壁の厚みをスペースなどのデッドスペースを上手く活用できれば、スペースを大きく割かずに収納力を高められます。
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