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こちらでは岡山県内の各市が実施している子育て支援についてリサーチしてみました。注文住宅を建てる方は、子育て世代、あるいはこれからお子さんが生まれる方も多いことでしょう。岡山市、津山市、倉敷市、総社市、玉野市それぞれの内容をまとめてご紹介していますので、ぜひ、参考にしてみてください。
岡山市では、子育て応援に特化したサイト「こそだてぽけっと」を市のホームページとは別に、設けています。いわゆる核家族で、アドバイスやサポートが受けられる人が回りにいないというお父さん・お母さん向けに、役立つ様々な情報が満載されています。
児童手当や児童扶養手当、子ども医療費助成制度に関する情報はもとより、幼稚園や小児科の紹介、さらには食育や情操教育、お勧めの絵本といった情報まで網羅されています。なかなかに、頼れる存在と言えるでしょう。
参照元:「こそだてぽけっと」(http://www.okayama-tbox.jp/kosodate/)
おかやまし子育てアプリは、出産や子育てに関する情報や、各種イベントや地域行事に関する案内を妊娠週数や子供の月齢に応じてタイムリーに受け取ることが出来る子育て・妊娠お助けアプリです。
各種情報の配信に加えて、
といった機能を利用することが出来ます。
なお、おかやまし子育てアプリの利用にあたっては、紙の親子手帳が必要です。
さんさん育児相談・オンライン育児相談は、1歳未満の乳児の保護者向けサービスです。
さんさん育児相談では、岡山市内の各会場で発育・発達に関する相談が出来ます。また、乳児の身長・体重の計測も可能です。
オンライン育児相談では、Zoomでのオンライン育児相談が可能です。
なお、さんさん育児相談・オンライン育児相談の利用にあたっては、市のホームページの予約システムから事前予約が必要となります。
おかやま親子応援メールは、岡山市および岡山市社会福祉協議会、NPO法人チャリティサンタ、NPO法人岡山NPOセンターが協働で発行するメールマガジンです。主に、
が定期的に配信され、メールに加えてLINEでも受けることができます。
さんさんステーションは、妊娠中ないし出産後のお母さんとその家族が、妊娠・育児についての悩みや不安を助産師を始めとする専門家に相談出来るサービスです。妊娠届等といった書類の受理や、親子手帳や子育てのしおりの交付なども行っており、来所・電話・訪問で利用できます。
また、さんさんステーションでは、他の市町村から岡山市に転入した人向けに、他の市町村発行の妊産婦健診の受診票の交換も受け付けています。
エクセル初級講座(母子家庭の母・父子家庭の父を対象としたパソコン・エクセル初級講座)は、求職中のシングルマザーおよびシングルファーザーを対象に、岡山市が不定期で開催しているエクセル講座です。全4回の講座となっており、参加にあたっては、
が条件となります。
介護職員初任者研修(ひとり親家庭の母または父のための介護職員初任者研修)は、介護職への就職を希望するシングルマザーおよびシングルファーザー向けの講座です。修了試験に合格すると「修了証」が発行されます。
なお、参加にあたっては、
が条件となります。
岡山市では、子育て世帯への施策立案のために「岡山市子どもの生活実態調査」を行っています。住民基本台帳からランダムに選ばれた岡山市在住の小学校5年生の子供のいる家庭2,500世帯、および中学2年生のいる家庭2,500世帯が対象となります。
「ファミリー・サポート・センター」は、育児の支援をしてもらいたい家庭と育児の支援をしたい人をマッチングするサービスです。平日の午前7時から午後7時までは1時間あたり700円で、それ以外の時間は1時間900円で利用することが出来ます。なお、登録費や会費は無料です。
保育園・幼稚園の送り迎えやその後の預かりに加え、
を頼むことが出来ます。また、保護者がリラックスしたい時などにも利用可能です。
岡山市では、「さんさん育児相談」を通じて子育て中の保護者を支援しています。このサービスでは、保護者が抱える育児の悩みや疑問を専門の相談員がサポートします。対面での相談はもちろん、電話やメールでも相談が可能です。
育児に関する専門知識を持つスタッフが、具体的なアドバイスや情報提供を行うため、安心して相談できます。また、育児相談を通じて、地域の子育て支援ネットワークとも繋がれるのが特徴です。
「オンライン育児相談」は、育児中の保護者が自宅にいながら気軽に相談できるサービスです。ビデオ通話を利用して、専門の相談員と直接話すことができます。対面相談と同様に、育児の悩みや質問に対して具体的なアドバイスを提供します。
移動の手間が省けるため、小さな子どもを持つ家庭や忙しい保護者にも利用しやすいです。予約制なので、自分の都合に合わせて利用できます。オンラインならではのメリットを活かして、より広範なサポートが提供されています。
「シルバー世代産前産後応援事業」は、高齢者が産前産後の家庭を支援する取り組みです。地域のシルバー世代が育児支援ボランティアとして活動し、妊娠中や出産直後の家庭に訪問してサポートを行います。具体的には、買い物代行や家事手伝い、育児のアドバイスなど、日常生活の様々な場面で手助けをします。
高齢者の豊富な経験と知識を活かし、若い家庭を支援することで、地域全体で子育てをサポートする温かいコミュニティ作りを目指しています。
「子育てパパ・プレパパ応援事業」は、父親の育児参加を促進するための取り組みです。子育て中のパパやこれから父親になるプレパパを対象に、育児に関する講座や交流イベントを開催します。
育児の基本知識や実践的なスキルを学ぶことができるだけでなく、同じ境遇のパパたちと交流する機会も提供してもらえます。育児に対する自信を深め、子育てスキルもアップしていけるでしょう。
「岡山市家庭教育支援事業」は、家庭教育の重要性を啓発し、保護者に対して様々な支援を行う取り組みです。保護者向けの講座やワークショップを通じて、子どもの成長や発達に関する知識を提供します。
また、家庭内での教育方法やコミュニケーションの取り方についてのアドバイスも行います。家庭教育を通じて、子どもの健全な成長をサポートし、保護者が自信を持って子育てに取り組める環境を整えること目的です。
「おやこクラブ」は、親子が一緒に楽しみながら学べる活動を提供するクラブです。地域の施設や公園を利用して、親子で参加できるイベントやワークショップを開催します。自然観察や工作、音楽活動など、様々なプログラムを通じて、親子の絆を深めることができます。
また、他の親子との交流も促進され、地域コミュニティの一員としての意識を高められるでしょう。子どもだけでなく、親にとってもリフレッシュの機会となる場を提供しています。
「のびのび親子広場事業」は、親子が自由に過ごせる広場を提供し、育児を支援する取り組みです。広場では、子どもが安全に遊べる環境が整えられており、保護者同士が交流できるスペースも設けられています。定期的に育児に関する講座やワークショップも開催され、子育ての情報を共有する場としても機能しています。
また、専門のスタッフが常駐しているため、育児の相談をしたりアドバイスを気軽に受けたりすることができます。これにより、親子が安心して過ごせる場を提供し、育児の負担軽減を図っているようです。
津山市では子育て応援情報サイトとして「つやま子育てネット」を運営しています。例えば「子育て施設一覧」として、市内の保育園や幼稚園、認定こども園や一時預かりサービスなどが、対象年齢別に探せるようになっています。また市内で実施される行事やイベントなどの情報も随時掲載。
さらには、お子さんの年齢や「急な病気のとき」「文化やスポーツにふれさせたい」といったシーンや要望別のリストをクリックまたはタップすると、関連情報が簡単に探せるという機能も実装。もちろんフリーワードでの検索も可能となっており、使いやすさが考慮されています。
参照元:「つやま子育てネット」(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/top.php)
津山・ファミリー・サポートセンター ミニさろんは、子育て中の方が無料で参加できる催しであり、お話をしたり相談したりします。気軽に参加できるのが魅力で、平日は月曜日と水曜日から金曜日までの、午前10時から午後7時までやっています。土日も開催しており、受付時間は午前10時から午後6時までです。開催場所は津山男女共同参画センター「さん・さん」の和室で、当日参加も可能。会員以外の方でも参加できます。
津山市では「はぴまる」という家庭教育支援チームを作り、家庭教育を見つめるサポートをしています。保護者各々が自分の家庭を見つめ直すとともに、子育てに自信を持てるよう、協力しているのです。はぴまるのチームには、県家庭教育支援ファシリテーター養成講座を終了したスタッフや、子育て支援に関心のある方々が在籍しています。保護者の方々や親子を対象にした子育てワークショップ研修の進行役や、子育て相談、情報誌の発行などが主な活動内容です。
出産前の妊婦さんや出産後の妊婦さん、あるいは産婦さんのために、支援ヘルパーを派遣している津山市。授乳や沐浴、おむつ交換、兄姉の育児といった育児に関するサポートに加え、食事の準備や買い物、居室の清掃、洗濯といった家事に関するサポートまで行っています。
サービス内容はお母さんの健康状態によって異なり、利用対象は、津山市内に住所がある方で、親族などから、妊娠中又は産後1年以内の出産や育児に対する協力が得られず困っている方です。
困っている例としては、心身に不調があり援助が必要な妊娠中の方や有婦、多胎児を出産したことで家事・育児に負担がある産婦などが挙げられます。対象の詳しい条件や、利用回数や料金の情報は、「つやま子育てネット」に詳しく記載されているので、気になる方はチェックしてください。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=5195)
津山市では、育児に困ったとき相談できる窓口を設けています。津山市育児相談窓口や津山市児童相談窓口、地域子育て相談センターなどがその一例であり、応対者が異なります。
津山市育児相談窓口は保健師と栄養士が、津山市児童相談窓口は児童相談員と保健師が、地域子育て相談センターは保育士が応対。少し専門的な相談がしたい場合は津山児童相談所に、ことばの遅れが気になる場合は津山市健康増進課やことばと情緒の教室、美作保健所に相談してください。
また、いじめや不登校などの相談にも対応しており、教育相談センター 鶴山塾や青少年育成センター、法務局津山支局で受け付けています。
病気でお子さんが登園・登校できないという方にむけて、病児保育を提案している津山市。病児保育の対象となるのは、以下の条件すべてに当てはまる児童です。
なお、対象となる病気は、かぜや消化不良症などの乳幼児が日常でかかる病気、はしか、水ぼうそう、風しんなどの感染症疾患、ぜんそくなどの慢性疾患、骨折などの外傷性疾患です。利用するには年度ごとに登録申請が必要であり、予約制なので注意してください。
急に用事ができて保育できなかったり、在宅で育児をしていてリフレッシュしたかったりする方がいるでしょう。そのような方のために、津山市では一時預かり保育・休日保育を行っています。6ヶ月から就学前の児童が対象であり、祝日を除く平日に対応。土曜日の受け入れが可能な園もあるので、相談してみてください。
預ける時間は1日か半日か選ぶことができ、どちらにするかで費用が異なります。1日を選択した場合、3歳未満だと1,800円で、3歳以上だと1,500円です。半日の場合は3歳未満が1,300円、3歳以上が1,000円です。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=2648)
放課後子ども教室とは、放課後や週末等に子供たちが安全に過ごせる居場所を設けようという取り組みであり、主に地域の方々の参画で成り立っています。子供たちと一緒に勉強をしたり、スポーツをしたり、文化活動をしたりするのが活動内容です。教室の開設及び運営には、地域住民だけでなく、指導者やボランティア、施設関係者等が携わっています。活動場所によって、活動日や活動内容が異なるので、気になる方はHPを見てみてください。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=40)
赤ちゃん訪問は生後4ヶ月までの赤ちゃんがいるご家庭を対象とした支援で、直接ご家庭を訪問し、母子サービスのアドバイスなどを行います。訪問にはいくつか種類があり、「保健師・助産師による、産婦・新生児訪問」や「保育士によるこんにちは赤ちゃん訪問」、「愛育委員によるおめでとう訪問」などが一例です。
「保健師・助産師による、産婦・新生児訪問」では、生後4ヶ月頃までの赤ちゃんとその母親を対象に、産婦さんの産後の体調チェックや新生児の発育確認を行います。育児相談、母乳相談等をすることも可能です。
「保育士によるこんにちは赤ちゃん訪問」では、産婦・新生児訪問がまだの生後4ヶ月までの赤ちゃんがいるご家庭へ、保健師や助産師などが出向き、相談を受け付けます。「愛育委員によるおめでとう訪問」では、地域の愛育委員がプレゼントを持って訪問します。このプレゼントは社会福祉協議会から送られるもので、保護者が希望する必要があります。
妊娠届や出生届時にもらう「おめでとう訪問申請書」に必要事項を記入し、申請してください。提出先は、津山市役所こども保健部健康増進課(津山すこやか・こどもセンター)または、津山市社会福祉協議会(津山市総合福祉会館)です。
ハローベビー教室は、妊娠中の過ごし方、出産、産後の生活、育児について学ぶ教室です。初産婦を対象としており、夫婦で参加できます。オンラインでも開催しているので、オンライン会議アプリZoomを使用できる場合はオンラインでの参加も可能です。
予約が必須ですが、定員に空きがある場合は会場参加できる場合もあるようです。経産婦は基本的にオンラインでの参加となっています。参加費は無料で、持ち物は親子(母子)健康手帳のみ。全部で3回開催され、回ごとにテーマが異なります。詳しくはHPを確かめてみてください。
令和5年4月1日(土曜日)をもって、親子ひろば「すくすく」は中央児童館に移転しました。親子ひろば「すくすく」は、子供と一緒に遊ぶだけでなく、親同士が子育ての悩みや意見交換を行うための場所です。利用時間内であれば出入り自由で、予約は不要です。津山市社会福祉協議会が運営しており、0歳から3歳までの乳幼児と保護者を対象としています。
また、「おはなしタイム」や「Photoアートデイ」、「親子講座」といったイベントがあり、「おはなしタイム」は毎月第4日曜日の午前10時30分から開催され、スタッフと遊ぶことができます。「Photoアートデイ」は毎月第2土曜日の開設時間内に開催され、布などで作った絵柄を背景に子供の写真を撮影します。「親子講座」は月1回開催され、予約が必要です。イベントには消防署見学や美作大学でのふれあいパークなどがあります。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=543)
津山市の児童手当は、児童の成長を支援するための制度であり、中学3年生までの児童を養育、監視している方が対象です。出生、転入、公務員でなくなった場合など、何らかの事情で新たに手当を受給したい場合は申請する必要があります。基本的に、手当は認定請求書を提出した日の翌月分から支給され、請求の申請は、子育て推進課、もしくは各支所・出張所(公務員については勤務先)にて行います。
なお、令和4年6月から、制度の一部が変更されたため要注意です。児童手当の請求時に必要なものや、より詳しい情報が知りたい方は、津山市子育て応援サイト「つやま子育てネット」をチェックしてみてください。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=653)
多子世帯の経済的負担を軽減することを目的として定められた津山市多子世帯応援給付金。安心して子供を育てられる環境を整えるために、福祉の増進に投資しています。対象となるのは以下の3つの条件すべてに該当している方です。
なお、応援金支給金額は対象児童1人あたり10万円です。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=9527)
臨床心理士を採用して療育事業を手がけている津山市。障害のある子供が個性を活かすことができ、保護者も安心して子育てできる地域を目指しています。「津山で子どもたちが療育できるセンターがほしい」という要望に応えて、津山市障害者福祉センター神南備園にて平成10年より事業を開始。その後事業を拡大していき、児童デイサービスと療育相談を受け付けています。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/index2.php?id=1651)
津山市は、障害があっても能力や適性に応じて自立した社会生活を送れるように地域生活支援事業を展開しています。障害のある人のニーズを参考に、地域の実情も鑑みて柔軟に対応しています。
夜間・休日救急当番医(救急医療)として、津山市こども保険部連絡先が「津山子育てネット」に掲載されています。子育て推進課やこども保育課、こども子育て相談室、健康増進課の連絡先が載っています。気になる方はサイトをチェックしてください。
参照元:つやま子育てネット(https://www.city.tsuyama.lg.jp/kosodate/top.php)
倉敷市では「くらしき子育て応援サイト あのねっと!」を運営。子育てに関する様々な情報が満載されています。例えば「お金」に関しては、出産育児一時金や子ども医療費の助成、児童扶養手当などの情報がリストアップ。「健康」に関しては、お子さんの健診や予防接種などはもとより、お母さんの産後ケアなどもカバーしています。
もちろん保育園や幼稚園、認定こども園などの情報も網羅されていますが、加えて延長保育や
休日保育、事業所内保育、放課後児童クラブといったより細かなニーズにも幅広く対応しています。子育てに関する相談窓口も、豊富にリストアップされています。
参照元:「くらしき子育て応援サイト あのねっと!」(https://kurashiki-city.mamafre.jp/)
倉敷市では、すべての子どもが幸せに暮らせるまちの実現を目指して「子ども条例」を制定しています。この条例は、子どもに関わる保護者、学校、事業者、地域住民、行政など、すべての人々の役割を明確にし、子どもの育成に関する基本的な事項を定めています。
また、内閣府では、子育て家庭や地域の重要性を広く理解してもらうために、11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後の1週間を「家族の週間」と定めています。
「赤ちゃんの駅」とは、乳幼児を持つ家庭が外出中に授乳やおむつ交換などのために気軽に立ち寄れる施設のことです。倉敷市では、乳幼児を抱える家族が安心して外出を楽しめるように、「赤ちゃんの駅」の登録を行っています。
「赤ちゃんの駅」には目印となるステッカーが掲示されており、これを目印に利用者は気軽に立ち寄ることができます。外出時にはこの施設を利用して、安心して子育てを続けられるでしょう。
児童手当は、家庭の生活の安定と次世代を担う子どもの健やかな成長を支援することを目的とした制度です。支給対象となるのは、0歳から中学校修了までの子ども(15歳に到達後の最初の3月31日までの間にある児童)で、原則として日本国内に住所を有する場合です。ただし、留学中の児童などは例外となります。
手当を受給できるのは、対象となる子どもを養育している保護者や、施設に入所している場合の施設設置者です。手当の月額は、対象となる子ども1人あたりに支給される金額が決まっていますが、所得制限も設けられています。所得が一定額を超えると、手当が減額される場合があります。
手当は毎年2月、6月、10月に、前月分までの手当を合計して支給されます。児童手当の支給は、認定請求を行った月の翌月から開始され、支給事由が消滅した月分まで支給されます。
手続きとしては、出生や転入などがあった場合、15日以内に必要な手続きを行うことで、手当が支給されます。手続きが遅れると、手当を受給できない月が発生する可能性があるため、注意が必要です。また、公務員の方は勤務先での手続きが必要です。
受給内容に変更があった場合や、現況届を提出しない場合も、手当が受けられなくなることがあるため、適切に対応することが求められます。
児童扶養手当は、父親または母親がいない家庭で、子どもを監護している母親や父親、または養育者に支給される手当です。この手当は、対象となる家庭の経済的支援を目的としており、公的年金などの給付額が児童扶養手当の額を下回る場合、その差額分が支給されます。
手当の月額は申請者の所得に応じて決まり、10円きざみの金額が設定されています。例えば、児童1人の場合は45,500円から10,740円まで、児童2人の場合は10,750円から5,380円が加算され、児童3人以降の場合はさらに6,450円から3,230円が加算されます。
しかし、申請者や同居している扶養義務者の所得が一定額を超えると、手当は全額停止される可能性があります。所得制限は、手当が支給される期間に応じて判定され、1月から10月分は前々年の所得、11月から12月分は前年の所得を基に決定されます。
児童扶養手当を受けるための支給要件として、18歳に達した年度末までの児童が対象となります。ただし、心身障がい児童については20歳未満までの支給となります。支給対象は、親の離婚、死亡、障がい、または行方不明などが理由で片親がいない家庭の児童です。
申請は、窓口での相談を経て行われ、必要書類を揃えてから認定が行われます。申請が認定されれば、翌月から手当が支給されますが、所得制限を超える場合には手当が停止されることがあります。窓口での相談や書類の提出が必須です。
総社市では、上記の各市のような、子育て支援に特化した専用サイトは運営されていませんが、市の公式ホームページ内に「子育て・教育」のカテゴリーが設置されており、子育て支援に関する情報もひと通り網羅されています。
例えば幼稚園や認可保育園、認可外保育施設などを無償で利用できる対象についての説明や、放課後児童クラブの利用申し込み手順などをカバー。また子育てに役立つ支援サービスや制度などを紹介した「そうじゃ子育て応援BOOK」が、PDF形式で配布されています。
総社市が提供する「子育て応援BOOK」は、子育て世帯向けに、役立つ支援サービスや制度をまとめた冊子です。この冊子には、主に小学生6年生までの子どもを対象とした健診、予防接種、入園に関する情報や各種手当の案内が掲載されています。初めての子育てで不安がある方や、育児に関わる方にとって役立つ内容です。
経済的な理由で学費の負担が難しい世帯向けに、総社市では就学援助制度を提供しています。小中学校に在学する児童や生徒が対象で、生活保護を受けている方や、収入が一定基準を満たしていない方などが支援を受けることができます。申請は随時受け付けており、認定された場合、申請した月から支援が開始されます。
この制度では、以下の方々が対象となります。
総社市に住民票がある場合、他の市区町村で同種の援助を受けていない限り、支援が受けられる可能性があります。経済的な理由で子どもの就学に不安を感じている方は、この制度の利用を検討してみてください。
「総社市ファミリーサポートセンター」は、子育て中の保護者をサポートするための会員制サービスです。保護者が一時的に子どもを預けたい場合や、送迎が必要なときに利用できます。例えば、保護者が病気や冠婚葬祭で一時的に家庭での保育が難しい場合や、放課後に子どもを預けたいときなど、理由を問わず利用できるのが特徴です。
利用するには、事前に会員登録が必要です。登録時には印鑑や親子健康手帳、入会金1,000円などが必要となりますので、事前に準備しておくとスムーズです。
サポートの内容には、一時預かりや送迎などがあり、月〜金曜日は基本時間(午前7時〜午後6時)であれば700円/時、土日祝日は800円/時の料金がかかります。また、延長やキャンセルには別途料金が発生する場合もあるので、利用時には確認しておくことが大切です。
令和6年10月から、児童手当制度が大幅に改正されます。この改正により、より多くの家庭が手当を受け取れるようになり、支給額の増加や対象年齢の延長など、子育て家庭にとって大きなメリットがあります。今回の記事では、主な改正内容や申請手続きについて詳しくご紹介します。総社市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。
従来、児童手当には所得制限が設けられていましたが、今回の改正によりこの制限が撤廃されます。これにより、以前は所得が多いために手当を受け取れなかった家庭も、支給対象となる可能性があります。
これまで児童手当は「中学生まで」(15歳到達後の最初の年度末まで)を対象としていましたが、今回の改正で「高校生年代まで」(18歳到達後の最初の年度末まで)に拡大されます。これにより、より長い期間、手当を受け取ることが可能となります。
第3子以降の手当月額が、これまでの1万5千円から一律3万円に増額されます。この「多子加算」により、子どもが3人以上いる家庭の経済的負担が大幅に軽減される見込みです。
第3子以降の児童手当の算定に含める対象児童の年齢が、「高校生年代まで」から「大学生年代まで」(22歳到達後の最初の年度末まで)に延長されます。これにより、大学生年代の兄姉を持つ家庭でも、より多くの手当を受け取ることができます。
これまで児童手当は年3回支給されていましたが、改正後は年6回、偶数月に支給されるようになります。これにより、家計管理がよりしやすくなるのではないでしょうか。
令和6年10月からの児童手当制度改正に伴い、一部の方には申請が必要です。令和6年8月1日時点で総社市にお住まいの方には、対象者には制度改正のお知らせが送付されています。該当する方は、お手元に届いたお知らせを確認し、必要な手続きを行ってください。
次に該当する方は、申請手続きが必要です。
これらの条件に該当する場合、申請を行うことで改正後の手当を受け取ることが可能になります。
申請の期限は、令和6年10月31日(木)です。ただし、令和7年3月31日までは申請を受け付けています。期限を過ぎても申請可能ですが、初回の支給は令和7年1月以降となりますので、早めに手続きを済ませることをおすすめします。
なお、令和7年3月31日を過ぎて申請された場合、令和6年10月分にはさかのぼって支給されませんので、注意が必要です。
公務員の方は、勤務先での手続きが必要となります。職場で確認のうえ、必要な手続きを行いましょう。
玉野市では市の公式ホームページとは別に、「子育て応援サイト」を独立したホームページで運営。同市出身の漫画家、いしいひさいちさんの人気作品『ののちゃん』の登場人物が、子育てに関する情報を発信するという、親しみやすい構成となっています。
保育園や児童手当、休日に診療している医療機関といった情報が網羅されているのはもちろん、子育てに関するメールマガジンも発行。さらには「応援スポット」と題して、子育てにやさしい設備やサービスのある市内の施設や店舗を登録し、登録店はののちゃん一家のポスターが貼られるという取り組みも行っています。
参照元:玉野市「子育て応援サイト」(http://www.city.tamano.okayama.jp/kosodate/)
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