【岡山版】RC住宅.net知って得するRC住宅のあれこれRC住宅で屋上を作る

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RC住宅で屋上を作る

RC造とは、いわゆる鉄筋コンクリート造の建物のことです。圧縮する力に強いコンクリートと引っ張る力に強い鉄筋を組み合わせることによって、高い耐久力を獲得しているのがRC造のメリットです。さらに、RC造には屋根部分が基本的にフラットなので屋上を有効活用しやすいというメリットがあります。ここでは、この部分に焦点を当てて、RC造の建物に屋上を作る際のメリットとデメリット、そして注意点を見ていきます。

屋上を作るメリット

土地や費用を抑えて広い庭を作れる

家には広い庭を作りたいという人は少なくありません。しかし、庭を作るとなると当然その分の広さの土地が必要になります。さらに、土地の購入費用も大きくなってしまいます。しかし、屋上を活用できれば土地を広げることなく建物の上に庭を作ることができるので、土地及び費用を抑えることができるのです。また、庭のための土地が必要なくなればそれだけ建物を建てるための土地の選択肢が広がるというメリットもあります。

日当たりの良い庭が手に入る

屋上は建物の屋根部分なので、周囲に高層ビルなどの背の高い建物がなければ非常に日当たりのいい場所です。風もあるので、洗濯物を干したり風を感じてリフレッシュしたりできるというメリットがあります。ベランダやバルコニーと比べれば広さも確保しやすいので、ほかにも子どもたちと遊んだり家庭菜園を作ったりといったような幅広い楽しみ方ができるでしょう。

人目につかない庭を確保できる

地上の庭の場合、周辺にブロック塀などの遮蔽物がなければ、基本的には周囲から丸見えになってしまいます。しかし、屋上に庭を作れば地上からは見えないので周囲の目線を気にしなくていいというメリットがあります。また、視線だけでなく煙や臭いについて周囲への影響をあまり考えなくていいというのもメリットです。そのため、安全さえ確保しておけば屋上で花火やバーベキューなどを行うこともできます。

固定資産税がかからない

屋上を作ってそこを庭にすることには、金銭的なメリットもあります。地上に庭を作った場合はその分の土地にも固定資産税がかかりますが、屋上に作った庭園は固定資産税の対象にはなりません。そのため、屋上に庭を作ればその分のスペースにかかるはずの固定資産税をまるまるカットできるのです。ただし、屋上に小屋などの建築物を作った場合は固定資産税がかかるので注意しましょう。

屋上を作るうえでのデメリット

雨漏りのリスクがある

一般的な家の場合、屋根には塗料などによる防水加工が施されているので、よほど大きな損傷がない限りはそう簡単に雨漏りは起こりません。しかし、屋上のある建物には屋根がないため、建築時にしっかりした防水処理や水はけ対策を行っていないと屋内への雨漏りのリスクが高まってしまいます。雨漏りは建物全体の劣化や腐食につながるので、屋上を作る際には雨漏りをしないようにしておく必要があります。

室内が暑くなりがち

屋上のある建物には、必然的に屋根裏スペースが無くなります。そのため、直射日光が屋上から吸収され、屋内が暑くなりやすいというデメリットが生じるのです。

維持費やメンテナンス費が必要

前述の雨漏りのようなトラブルを防ぐためには、建築時はもちろんのこと、建物が完成したあとのメンテナンスも重要です。もちろん、屋上の維持やメンテナンスには費用がかかるので、便利な半面金銭的な負担はどうしても増えてしまいます。

洗濯物に関する不便がある

屋上は広くて日当たりが良いので、洗濯物を干すには最適の場所です。しかし、地上とは違って屋根がないため、急な雨が降り出したときに洗濯物がすぐに濡れてしまうというデメリットがあります。また、屋上には基本的に階段室しかないので、地上に干しているときのように物干し台からすぐに屋内に洗濯物を回収することができません。

屋上を作るうえでの注意点

こまめに掃除をしよう

屋上は屋根がないため、汚れや落ち葉などのゴミが溜まりやすい環境です。そのため、屋上を作ったならこまめな掃除が必要になります。ゴミをそのままにしておくと排水管がつまって水はけが悪くなり、雨漏りが起こる危険性が高まるので注意しましょう。

手すりや柵の状態を定期的にチェックする

屋上には必ず転落防止の手すりや柵を付けておかなくてはいけません。しかし、建築から時間が経つと手すりや柵は老朽化していきます。そうなると寄りかかったときなどに転落の危険性があるので、手すりや柵の状態は常にチェックしておく必要があります。

屋上庭園を作る際には土の量に注意

屋上の代表的な活用法としては、屋上庭園があります。屋上庭園を作る際には、膣を屋上に運び込むことになりますが、その際には必ず建築士をはじめとする専門家にどのくらいの量まで土を運び込めるかを確認しておきましょう。土は重量物なので、あまり大量に運び込むと屋上の荷重限界を超えてしまう危険があるからです。また、土や設置物が風で飛んでしまわないように固定しておく必要もあるので、固定物の分の重量も考えておきましょう。

防根対策が必要

地上の庭園には必要ありませんが屋上庭園には必須な注意点としては、防根対策があります。地上の庭園と異なり、屋上庭園内の植物の根を伸ばし放題にしておくと、種類によっては防水層まで根を伸ばしてしまうことがあります。これを防ぐためには、防根シートなどの対策が必要です。

屋上は業者に相談するのもポイント

屋上があると、洗濯物を干したりバーベキューを楽しんだりといったさまざまな楽しみがあります。また、庭の分の土地がなくても庭園を作れるという点も大きなメリットでしょう。しかし、事前に雨漏り対策や周辺環境の変化などをきちんと計算に入れておかないと、建物が完成してから思うように屋上を活用できないことに気づくこともあります。

そうした事態を防ぐためには、屋上を作る際には自分たちだけで考えずに業者に相談するというのも有効です。簡単にやり直せることではないので、屋上を作ることのメリットやデメリット、そして目的などを事前に専門家としっかり相談してから施工を始めるようにしましょう。

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