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鉄筋コンクリートを使ったRC住宅は高いといわれていますが、具体的にどれほどの費用がかかるか、ご存知ですか?
坪単価で確認すると、RC住宅はおよそ100万円、そのほかの木造住宅は40~60万円前後、鉄骨住宅は60~70万円ほど。これだけを見れば、確かにRC住宅は高いという印象をもつことは自然でしょう。
しかし、長い目で見たときに、本当にRC住宅は「高い家」なのでしょうか。こちらのページでは、RC住宅の坪単価にかかわる情報を掲載していきます。
RC住宅を建てる際の高い壁のひとつに、費用の高さがあるのは厳然たる事実。しかし、近年ではそのRC住宅に人気があつまっているのも現実です。
その理由のひとつが資産価値の高さ。木造住宅などは年を経るごとに資産的価値が下がっていきますが、RC住宅はうまくメンテナンスを行っておけば100年を超える年月が経ても価値が落ちることはありません。
そのうえ、光熱費や火災保険料なども安く抑えることができるので、トータル的にはほかの構造体の住宅よりも費用を安く抑えることができます。
RC住宅に初期費用がかかることの原因のひとつが、住宅の重量です。ほかの構造体の住まいとちがって、鉄筋コンクリートを使ったRC住宅は2~3倍近くの重量が地面にかかります。その重さに耐えるための地盤改良を行わなければ、家を建てることもできないのです。この地盤改良にはおよそ100万円の費用がかかります。
また、工期もほかの構造体よりも長くなるので、その分費用がかかります。しかし、考え方を変えれば、これだけの費用をかけてこそ災害に強く、何世代の後に残すことができる価値のある住まいを残すことができるのです。
さらにもうひとつ、RC住宅が初期費用を補って余りある住まいの理由のひとつが、メンテナンスの問題。木造住宅は10~15年の期間ごとにメンテナンス補修が必要となってきます。
それに対してRC住宅は外壁ひとつをとっても建築時にしっかりとしたコーティングを施しておけば25年に一度でも問題はありません。およそ木造住宅の2分の1のメンテナンス補修で済んでしまうのです。
そのほかにも、元々の耐火性能が高いので火災保険料も木造住宅より大幅に削減することが可能。つまり、長期間住むことを前提に考えるとRC住宅のほうがお得になりえるということです。
RC住宅にはそのほかにも、断熱性と気密性に優れているので、冷暖房費を抑えるのに最適な構造体の住まいだといえます。家づくりは、初期費用だけに目が行きがちですが、トータル的な視野に立てば、より住みやすい家を建てることもできるということをしっかりと把握しておくことが必要です。
それにはちゃんとしたサポートをしてくれるハウスメーカーの存在が不可欠。不明なこと、分からないことをヒアリングしてアドバイスをしてくれる住宅会社を選ぶようにしましょう。
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